サン投げクロススナイパーチョップ
急所十字狙撃手刀

今回の第四回尾張の大地オフでは『過去作ありフラットルール』と『KPフォーム位禁止ルール』の2つの大会が開催されました。
その内の『KPフォーム上位禁止ルール』の方で優勝することができたのでそちらメインの内容になります。
構築概要
時系列的にはフラット→上位禁止の順番だったので先にフラットで使った構築の方だけサラっと載せておきます。
過去作ありフラットルール
【使用構築】
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・メガリザードンY
・霊獣ランドロス
・ニンフィア
・ヒートロトム
・ヤミカラス
・チャーレム
オフに向けて使う構築を考えるフェーズに入ったタイミングでちょうどマイブームだったヤミカラスから始まった構築。
ヤミカラスというポケモンはトリプルではしばしば見るものの、使ったことも育成したこともなく数値すらよく覚えていないレベルの認識だったのでトリプルwikiを見ながら組んだ。
感想としては相手への妨害で搔き乱すことはできるが搔き乱した後に上手く繋がらない、加えてガチトリパへの対策が甘い、といったところ。
個別解説
メガリザードンY

種族値:
(メガ前)78-84-78-109-85-100
(メガ後)78-104-78-159-115-100
技構成:
特性:
(メガ前)猛火
(メガ後)日照り
性格:臆病
持ち物:メガストーン
努力値:C252 S252 D4
実数値:
(メガ前)153-x-98-161-106-167
(メガ後)153-x-98-211-136-167
最速CS
霊獣ランドロス

種族値:89-145-90-105-80-91
技構成:
・地震
・蜻蛉返り
・岩雪崩
・叩き落とす
特性:威嚇
性格:意地っ張り
持ち物:拘りスカーフ
努力値:A252 S252 H4
実数値:164-215-110-x-100-143
準速AS
ニンフィア

種族値:95-65-65-110-130-60
技構成:
・ハイパーボイス
・目覚めるパワー(地面)
・ムーンフォース
・見切り
特性:フェアリースキン
性格:控え目
持ち物:精霊プレート
努力値:H164 B20 C252 D4 S68
実数値:191-x-88-177-150-89
トリプルwikiの調整(汎用控え目型)
※参考にした当時wikiに記載されていた努力値配分に誤りがありそれに気付かずに振った結果Cに無駄がありD実数値が1低い。
(正しくはこう↓)

ヒートロトム

種族値:50-65-107-105-107-86
技構成:
・オーバーヒート
・横取り
・ボルトチェンジ
・守る
特性:浮遊
性格:冷静
持ち物:オボンの実
努力値:H252 C252 D4
実数値:157-x-127-172-128-81
最遅HC
以前スイッチトリパで使った時の個体の流用。
Sに振らず耐久に回したくてそうしたものの少なくとも最遅である必要はなかった。
トリル張られてもS実数値81で上を取れる仮想敵がおらず逆に追い風しても抜けない相手が増える始末。
(トリル下で無振り60族を抜けず追い風下で最速100族を抜けない)
せめて個体値31の無振りとかにするべきだった。
そもそもが構築入れた順番は最後で浮いてて横取り出来て岩痛過ぎず水に打点のある…ect。等と足りない要素を求め過ぎて俗に言う6枠目ロトム状態でよろしくなかったかもしれない。
ヤミカラス

種族値:60-85-42-85-42-91
技構成:
・不意打ち
・追い風
・先送り
・挑発
特性:悪戯心
性格:慎重
持ち物:進化の輝石
努力値:H252 B68 D188
実数値:167-105-71-x-94-111
トリプルwikiの調整(輝石型)
今回の肝。
一般的にヤミカラスは攻撃技にイカサマを採用されますが、ヤミラミのフェイント等ののようにサポーターに先制技を入れることでミリ残しの相手を狩り取る動きができたら強いのでは?と考え攻撃技に不意討ちを採用。
残り体力赤ゲージ2/3くらいのバンギラスをA-1の状態で狩り取る等活躍の場面はあった。
逆に相手に対して撃つ技が全て先制技になるためニャオニクスにファスガされている間何の仕事もできないというデメリットが発生したことも()
チャーレム

種族値:60-60-75-60-75-80
技構成:
・猫騙し
・毛手繰り
・フェイント
・手助け
特性:テレパシー
性格:意地っ張り
持ち物:脱出ボタン
努力値:H252 A252 C4(←!?)
実数値:167-123-95-x-95-100
意地HA
ランドの地震を透かしつつ岩に耐性のある猫サポーター。
何故かCに4振られている。
(恐らくHAまで振った後にBに4振り忘れてハピ道→マリダイのバクオングとカンストHは振られずにジバコイルのCだけ振られた)
Aに振ってはいるもののハイボ、熱風、地震等に手助けを合わせて削りに貢献する方が強い場面が多く、逆に毛手繰りで殴りに行った時は削りたいラインまで削れないということもあった。
なのでより耐久を上げるかいっそのこと陽気最速などにして猫で止められる相手を増やした方がよかったかもしれない。
過去作ありKPフォーム上位禁止ルール
【使用構築】
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・メガプテラ
・ガメノデス
・フラージェス
・ラプラス
・マニューラ
・ゲッコウガ
ジェントルマンのヨネさんが開発されたKPフォームにて登録されてきたポケモンのKPが多くいポケモンが使用禁止の制限ルールにおいて組んだ構築です。
ルールの詳細は以下参照↓
環境考察/採用経緯
今回使用可能ポケモンの中には従来通りの相方と採用できる組み合わせがいくつかあり、その中でもキュウコンチェリムとホロウビアルが強力で対策必須と判断。
キュウコンチェリムにおいては天敵のニョロトノやバンギラス、ユキノオーがいない環境においてカバルドンやアマルルガ等の代役を採用されない限り天候を取りやすく炎技主体で組まれた時に厄介だと考えそれらに強く出られる岩や水タイプを採用したい。
さらにホロウビアルとの対面になった際、中速ばかりだと上を取られ一掃されかねないためある程度高速のメンバーで処理したい。
ということでまずはSが高く炎に耐性があり、追い風やワイガによるサポートも兼ねつつトリル対策としてフリーフォールで行動阻害もできるメガプテラを採用。
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同じく炎耐性があり、加えて壁構築に対しても積みと急所で攻められる範囲アタッカーに本構築の主役、ガメノデスを採用。
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(なお、対壁という役目で採用したものの環境には壁と威嚇を兼ねられるレントラーや積みアタッカーを兼ねられるジャローダ等がいて弱点を突かれてしまうため壁がある間にはあまり攻撃できなかった…)
次にかなり重要な猫枠について。
猫騙しは使い手によってその他様々な要素と兼ねることができるためKPもバラけて禁止された使い手が割と多く、本環境ならではの強力な猫枠を探す必要がある。
そして猫騙しに対してもう1つ重要な要素、ファストガードについても。
【禁止された猫枠】
・ガルーラ
・ドーブル
・ハリテヤマ
・カポエラー
・カメックス
・ニャオニクス
・ルンパッパ
・ズルズキン
・ゴウカザル
【禁止されたファスガ枠】
・ドーブル
・ファイアロー
・カポエラー
・ニャオニクス
・テラキオン
・キリキザン
・クロバット
・エルレイド
・ズルズキン
・ゴウカザル
行動を止めるという重大なアドを一方的に取られないためには精神力や鱗粉等特性で無効化する、もしくは相手より速いファスガ/猫で防ぐかのいずれかとなるため、使用可能な猫枠/ファスガ枠の素早さトップ層から採用したい。
特に今回は130族のクロバットと悪戯心による優先度の差で確実に防ぐことができるニャオニクス♂がいないのがかなり大きい。
ということで初ターンに安定して出せる速度で選抜。
まずは猫騙しのSトップ3
・ダーテング+日照り(s80葉緑素)
・マニューラ(s125)
・ニューラ/ペルシアン/エテボース(s115)
続いてファスガのSトップ3
・オオスバメ(s125)
・ジュカイン(s120)
・ルチャブル(s118)
一応ミミロップはメガで、サワムラーとルチャブルは威嚇を受け白いハーブ消費により軽業発動で、ジュカインはその両方で使用者のSトップにランクインできるがあくまでも"初ターンに安定して"最高速度を出せることが猫騙しとファスガに取っては重要なので今回はそれらの条件は除外する。
(ついでにハーブ対策で威嚇も敢えて入れないでおく)
すると猫騙しについては晴れダーテングがズバ抜けて速い、が、それを実行するには先発が2枠固定されさらに晴れパでほぼ確定するため構築単位で他に取り入れたい要素を思うように入れられずいささか窮屈になってしまう。
ファスガ使いを見ると最速がオオスバメでマニューラとの同速勝負となり、これならダーテング入り晴れパ以外には仮にオオスバメがいてもマニューラが最低でも5割で猫騙しを決められる。
なので汎用性で見るなら実質的にはマニューラが最も使いやすい猫枠として採用できる。
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さて、残りの枠を決めていく上で一旦禁止されてしまったポケモンの方に注目する。
特に影響がある部類としてはフェアリータイプのアタッカー達がごっそり禁止されているというのが大きいのではなかろうか?
【禁止されたフェアリー】
・ニンフィア
・エルフーン
・トゲキッス
・クチート
・ピッピ
・チルタリス
・クレッフィ
・サーナイト
・マリルリ
特にスキンハイボや強運マジシャなどの範囲技使いが禁止され、普段なら構築を考える時ほぼ確実に念頭に置かれるフェアリー耐性という要素が本環境では晴れパの炎くらいで手薄になるのでは...?
なんならファイアローも禁止されていることで先制ブレバに怯えていた格闘タイプ達も今まで以上に採用されるかもしれない。
ということで通りがある程度良さそうなフェアリー枠として特殊主体の相手であれば積むだけで詰ませ得る高い単体性能を持つフラージェスを採用。
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ここからは残り欲しい要素と当てはまるポケモンを探していく。
現在の並びがこれ↓
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ガメノデスとフラージェスがいるということは殻破ハーブ消費で共生発動の組み合わせも狙えそう。
となるとここで欲しいのはガメノデスの大御所㌤㍆㌝さんも使っていた殻破を安全に積むための畳返し役、そう、ゲッコウガ。
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畳返し以外の性能で見ても高速でホロウビアルに強かったり一致吹雪、対角攻撃の悪波が偉かったりと環境での要素は中々悪くないのではなかろうか。
ラスト1枠。
既に決まっている5体の内3体が紙耐久なのでここはある程度耐久がありつつ環境で強力そうな相手にも有利を取れそうなポケモンが欲しいところ。
事前にDiscord鯖で環境考察があった時に挙がったものとして手動雨でメガラグやキングドラ、威嚇枠で浮いてるギャラドス、悪戯心追い風と雨乞いのヤミカラスやトルネロスなどが対晴れで使われるのではないかという話があった。
このあたりのメンツが相手の場合プテラやゲッコウガ、ガメノデスだけでは対応仕切れない可能性は確かに高そう。
要素をまとめると
・耐久がある
・水耐性がある
・水・地面・飛行に弱点を突ける
この3タイプに弱点を突ける技といえばフリーズドライが該当する。
【フリーズドライ習得者】
・ラプラス
・フリーザー
・デリバード
・オニゴーリ
・マンムー
・バイバニラ
・フリージオ
・アマルルガ
ドーブル以外の全習得者が解禁されているが、この中で水耐性と耐久のあるのはラプラスのみ。
ということでラスト1枠はラプラスに決定。
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個別解説
メガプテラ

種族値:
(メガ前)80-105-65-60-75-130
(メガ後)80-135-85-70-95-150
技構成:
・フリーフォール
・追い風
・岩雪崩
・ワイドガード
特性:
(メガ前)緊張感
(メガ後)硬い爪
性格:陽気
持ち物:メガストーン
努力値:A252 S252 H4
実数値:
(メガ前)156-157-85-x-95-200
(メガ後)156-187-105-x-115-222
最速AS
沼津で使った時の素プテラにメガ石を持たせただけ。
特殊方面は等倍なら割と耐えられる。
ガメノデス

種族値:72-105-115-54-86-68
技構成:
・岩雪崩
・クロスチョップ
・殻を破る
・守る
特性:スナイパー
性格:意地っ張り
持ち物:白いハーブ
努力値:H252 A252 S4
実数値:179-172-135-x-106-89
親名:ダーマルコル
I D :15752
ボール:ゴージャスボール
配布産
特化HA
Bの高さを活かしたくてHに振り切ったがその分Sが4振りなせいで破っても最速110族(ラティオス、ライチュウ等)と同速、ジャローダやジュカイン等天敵の草を抜けないのが辛く、最低限Sにもう少し振るべきだった。
具体的にはS+2で最速ジュカイン(実数値189)抜きの95まで。
努力値:H204 A252 S52
実数値:173-172-135-x-106-95
フラージェス

種族値:78-65-68-112-154-75
技構成:
・ムーンフォース
・願い事
・瞑想
・守る
特性:共生
性格:控え目
持ち物:ピントレンズ
努力値:H252 B140 C108 D4
実数値:185-x-106-160-175-95
HBに多めに振った型
フリー終盤から使いまわしている型なのに調整意図のメモが残っておらず何意識なのか分からない()
多分メジャー処の物理技を確定耐えさせるためのはず…?
色々な構築に使い回していた関係で回復技が天候に左右されずついでにPPも多い願い事にしていたが回復までのラグのせいで回復できるターンに先に霰ダメが入って倒れるという事件が起きた。
今からでも光合成に変えておくか…
ラプラス

種族値:130-85-80-85-95-60
技構成:
・フリーズドライ
・水の波動
・吹雪
・波乗り
特性:貯水
性格:冷静
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H156 A4 B36 C252 D60
実数値:225-105-106-150-123-58
トリプルwikiの調整(HC突撃チョッキ型)(A個体値30)
トリル展開を許してしまった場合様に一応最遅にしている。
礫→吹雪、ドロポン→水の波動に技を変更したが波乗りを外して礫を残した方がよかったかもしれない。
マニューラ

種族値:70-120-65-45-85-125
技構成:
・猫騙し
・叩き落とす
・氷柱落とし
・投げつける
特性:プレッシャー
性格:陽気
持ち物:サンの実
努力値:A252 S252 H4
実数値:146-172-85-x-105-194
最速AS
ガメノデスが無補正S60振りまでなら殻破1積みの上からサンを投げられることに気付いたためピッチャーのポジションに就かせた。
ただし脆いので赤ゲージになりやすくサンを摘まみ食いする場面もしばしば。
ゲッコウガ

種族値:72-95-67-103-71-122
技構成:
・熱湯
・悪の波動
・吹雪
・畳返し
特性:変幻自在
性格:臆病
持ち物:気合いの襷
努力値:C252 S252 H4
実数値:148-x-87-155-91-191
最速CS
肝心の畳返しを使う機会があまりなかった。
(GAMEが積む時は狙われない隙に破ることがほとんどだった)
寧ろ守るが欲しい場面の方が多かったかもしれない?
基本選出



猫騙しと必要であれば畳返しを使いながら追い風を展開する構え。
この並びであれば猫、フリフォ等で相手のトリル阻止も狙える。
相手の攻撃で一掃されるリスクが無さそうな場合ゲッコウガは初手から攻撃で攻めていってもよい。
メインギミック
並び①



今回の主役、ガメノデスを強化する理想的な展開としては殻を破るにより白いハーブを消費することでフラージェスの共生が発動、ピントレンズを渡して急所ランク+1のガメノデスを作る。
(ただしこの並びだと更なる強化にはゲッコウガを倒されるか交代出しでマニューラを安全に着地させる必要がある)
ゲッコウガは畳返しで積む隙をカバーできるが相手次第ではマニューラの猫騙しで隙を作る場合もある。
並び②


特にマニューラが大幅に削られないような相手であれば寧ろこの並びを予め作っておいた方が都合がいい。
・マニューラ:猫騙し
・フラージェス:状況に合わせて行動選択
・ガメノデス:殻を破る
こうすることで次のターンにガメノデスとマニューラが隣接する状況で行動できるため即座にサンの実投げつけるでピントレンズと合わせて急所ランクを+3にし、ガメノデスの攻撃技全てを確定急所にすることができる。
火力としてはH4振りメガガルーラをWダメ雪崩で113%~でワンパンする程。
構築の感想
真面目に環境予測してメタ回して組み始めたはずがいつの間にか共生とサン投げまで入ってギミック構築になってはいたものの、ほとんどの相手に各々が仕事を果たして有利を取ることができてよかった。
試合(過去作ありフラット)
予選1戦目 vsマインさん⭕

4-0
ヤミカラスが挑発で追い風をさせず先送りでマンダ、バンギをニンフィアが上から殴って処理。
残りをランドとヒトムが順番に殴っていき勝ち。
ヤミカラス偉い。
予選2戦目 vsアインズさん❌

0-5
トリルを止められず、常に雨を降らされ、2回目のトリルを止められず、…
ボロボロにも程がある負け方をした。

「これは試合ではない、一方的な制圧作業だ。」

予選3戦目 vsオメガさん❌

0-1
マインさんの時と同じように晴らしながら挑発と蜻蛉でニンフィア降臨の動きをしたがマンダには守られランドは雪崩で怯み、流れが大きく変わったために対応がブレてしまった。
1戦目で活躍したヤミカラスを過度に信用して温存するために交換出ししたチャーレムがハイボでやられてしまい猫で止めるという択を失ったのがよくなかった。
あの場面では追い風を残して退場し、代わりにニンフィアを出してリザYと共に一気に範囲技を重ねるのが正解だったと思う。
(特殊マンダだったので最速で追い風下に上取られてもニンフは耐えて攻撃できる)
予選4戦目 vsティッシュさん❌

0-2
クレッフィが壁役、サンダーが追い風展開予想でヒトムは横取り、ヤミカラスクレッフィに挑発したがクレッフィは壁約ではなくサンダーはヤミカラスに攻撃だったので全て裏目に出てヤミカラスを失ってしまう。
それ故にクレッフィのちらし寿司と麻痺に苦しめられ、攻撃する回数が足りずエンテイとクレッフィを突破できずに負け。
最終ターン、move読みで誰もいない中央にめざ地を撃つ等段々読みは良くなっていったが同じくらいの読みを初ターンにできていれば勝てた試合だったかもしれない。
予選5戦目 vsしわしわさん⭕

3-1
リザバナの並びから全く警戒していなかったトリルの展開を許してしまう。
(しかも追い風を張った状態で)
ここで不意討ちでドーブルを狩り取りに行くためにヒトムの横取りでファスガを剥がそうとするも追い風状態のためトリル下で相手のニャオニクスの方が速く剥がすことが出来なかった。
ファスガに対して何もできない弊害が…

とは言え2ターンには追い風が切れて不意討ちが通り、最大の敵ドーブルは処理できたためこちらのリザとニンフで順番に削っていきニャオだけ残して降参を貰い勝ち。
予選6戦目 vsリッチまつりさん⭕

5-0
初手バンドリ+メガゲンガーの地面弱点3体にランドの地震が通り一気に優勢。
HDベース輝石のおかげでキッスの急所マジシャも耐えてミリ残しのバンギをA-1不意討ちで狩り取った。
残りはニンフィアとリザYが削ってチャーレムがスイクンをフェイントで狩り取り勝ち。
3勝3敗で過去作ありフラットの部予選敗退…
試合(過去作ありKPフォーム上位禁止)
予選1戦目 vsかすてぃらさん❌


色メガライボルト滅茶苦茶カッコイイ。
初ターン、猫でライチュウを、フリフォでプテラ狙いの胞子を避けつつライボルトの動きを止めつつ吹雪で削る目論見だ動くもワイ君のワイガに防がれてしまう。
🍄<ワイやで~
2ターン目、ライボルトがメガしたことでマニュゲコの上を取れるようになり放電を受けてしまう。
更にゲッコウガは麻痺して素早さが売りのため実質的に機能停止。
(ついでに熱湯もワイ君に吸われた)
🍄<ワイやで~
その上避雷針で火力の上がったライチュウにメガプテラがワンパンされ誰もライボルトの上を取れない事態に。
こうなると両端にパラセクトとライボルトがいてガメノデスが積む隙もないため、フラージェスで積んで全抜きを狙う路線に変更。
「マニュゲコはここで退場か…。」

「おわぁァァァ」


「おぁ?」

「Oh…」
【残りHP:2】確定急所マニューラ爆☆誕
どうしてそこで耐えてしまったんだ…
(反撃でライチュウは落とせたけども)
その後フラージェスは胞子で寝かされ、電気草弱点3体と共に削られ、結局積んで凌ぐことができずにダウン。
最後は互いのラプラスがフリーズドライを撃ち合う地味な絵面の末、戻ってきたライボルトに倒されて負け。
反省としては初ターンの動きを
猫騙し ➡![]()
フリフォ➡![]()
吹雪 ➡![]()
![]()
![]()
とした所を
猫騙し ➡![]()
追い風
畳返し
こうしていれば電気2体の攻撃は防ぎつつ追い風により2ターン目以降ライボルトにも全員先手を取れる上、仮に胞子がプテラかゲッコウガに飛んで来ても片方は動けるため、かなり違った展開で優勢を取れていたかもしれない。
予選2戦目 vsしわしわさん⭕

(お相手のNNは食材統一)
初手レントラーの威嚇でハーブが暴発しピントレンズがガメノデスに渡る。
奧側初手のメンバー的に畳替えしで全て止められそうだったため早速殻破に移行。
(メガライボルトの威嚇が追加で入りAは差し引き+1)
ただ前述の通りこのガメノデスではS+2でもメガライボルトを抜けないため一旦守りつつゲッコウガmoveで端に避難させる。
ガメの正面に裏からチェリムが出てきていたためゲッコウガの吹雪と合わせて雪崩で倒す算段だったがミリ残しで耐えられた。
結果、そのままギガドレで吸い尽くされてしまった…


しわしわさんの構築の記事が公開されていたので努力値配分を見てきたところ、吹雪と雪崩の両方でかなり上振れた乱数を出さないと落とせないらしい。
つまり欲張って一掃を狙わずレントラーが追撃してこないことに賭けてクロスチョップを当てる前提でチェリムに撃っていれば倒せていてガメも失わずに済んだかもしれない。
(実際このターンはフラージェス方向に攻撃が来ていた)

因みにガメの
不一致クロスチョップの最低乱数
=一致Wダメ雪崩の最高乱数
ついでに言えばピントレンズと合わせて50%でスナイパーが当たるため期待値はより高いことになる。
失ってしまったものは仕方ないが、代わりにフラージェスが瞑想を2積みできていてゲッコウガの吹雪と合わせてムンフォで見事吹っ飛ばしてくれた。
流石。
倒したライボルトの裏からキュウコンが出てきたためギフトの物理枠読みで一旦フラージェスに守らせながらゲッコウガに代わってプテラを繰り出し。
その次のターンにフリフォでキュウコンを捕えることで願い事を挟む隙を確保できた。



ダイナミック湯切り
おかげで次のフレドラも耐え、半減のキュウコンの残り体力4割を削り切った上にDの高いカクレオンに1発で7割強入れるという大活躍。
そのまま勝利に繋げてくれた。
予選3戦目 vsシエルさん⭕

配信用OBSの設定のチェックがてら会場の壁に投影しながらの対戦。
初手は追い風を一方的に展開するためにトルネ方向に猫したが交代で透かされ、葉緑素バナの催眠で逆に止められてしまう。
このままではゲッコウガまで寝かされて草技を受けてしまうため一旦フラージェスに交換したがここで手助けヘド爆が飛んで来て急所に当たりまさかのフラージェスがワンパンされてしまった。
(まあ、バナ、チェリム以外はトルネも恐らく負けん気でほぼ物理っぽく詰めも期待できないためそこまで致命的ではないかもしれない…?)
一応最速起きしたプテラの雪崩とマニューラの氷柱でバナは処理できたが、メガミミロップの攻撃でマニューラはダウン。
ただここでガメとゲッコウガをセットで出せたため、まずはプテラでミミロップを抑えつつ畳返しを張りながら殻を破る。

しかし再度出てきたトルネに追い風を張られてしまい、十中八九まだS有利は取れていない状況。
ただ盤面を見るとガメの前には落下タヒするであろうミミロップと特にガメに打点の無さそうなトルネロス。
となると…?やることは1つ、そう。

もう1回破る!!
(ここ結構盛り上がった)
よしこれなら追い風さらていようとトルネもエンテイも抜………けていない!!
そうだった...S4振りしただけの68族じゃあ100族110族より1.5倍速でも到底上を取れるはずもなかった。
とは言えBD-1だろうと飛行半減、炎1/4なので余裕で耐えて強烈な雪崩をお見舞い。
ラストは念のため守りながら畳返しできるようにゲッコウガを出しつつ追い風切れを待って、上を取れるようになってから雪崩でトドメを刺して勝ち。
予選4戦目 vsティッシュさん⭕

見る限りブシン、エンテイ以外は特殊のようなので初手から瞑想で要塞形成の方針でスタート。
挑発でしばらく積めなくされてしまうがそれも見越してムンフォを撃っていたためヤミラミを軽々撃破。
引き続き裏から出てきたジャローダにも撃ったら追加効果を引いてC上昇。(ヤバい)
なんとかジャロと続けてブシンもムンフォで飛ばし、残る物理のエンテイの対角で瞑想を追加で積んで磐石に。
その後フラージェスが特殊の矛盾勝負を制すしラティオスとライボルトを撃破。
ヘイトを集めている間にガメが殻を破っていたため上から雪崩でエンテイを倒して勝ち。

これにて3勝1敗で決勝進出。
決勝戦 vsLEOさん⭕

オフ大会初の決勝戦
決勝進出の段階でLEOさんは「凍らせて勝った」という話をしていたので恐らく吹雪が滅茶苦茶飛んで来る構築と予想。
こちらのゲッコウガ、ラプラスで霰にタダ乗りしていきたいところ。
(あと特殊主体っぽいため瞑想フラージェスとチョッキラプラスがめっぽう刺さりそう)
ジュカインがスカーフで誓いトスして誰かしら大打撃受けるパターンと、マフォクシーがトリルしてくるパターンの二つを警戒してマニューラはジュカインに猫、プテラはマフォクシー方向にフリフォを選択。
しかしフリフォはヤミラミの悪戯重力により阻まれてしまう。
(なお
→
の交換だったためこのターンにトリルはされず)
トリルを張られたターンと正面のポケモンが交換するタイミングでフラージェスが瞑想を積めたため、いよいよLEOさん側の特殊主体の攻撃では歯が立たなくなってきた。
流石に最優先で処理すべきと判断されたのか、ここでLEOさん場にいる3体全員の合体技を発動。

『お先に誓い』
さあ、C114から放たれる一致150技!!

流石にこれはいt…

…?


3手重ねてこのダメージ。
硬すぎる。
因みに配信に来ていたGAME MASTERこと㌤㍆㌝さん曰くこのターンが破るチャンスだったとのこと。
(なんならサン投げ大学のていじゅさんもいた)
確かにあの盤面相手には氷技を連打している2体と炎タイプ、更にトリルが切れるターンであり倒されるリスクの低さとタイミングとしてはかなり好都合。
ただ直前にマフォクシーが重力催眠をしていた上サイコショックを持っているとマズいので雪崩とムンフォでマフォクシーの処理を優先。
トリルが終了し次のターン、盤面にはこの6体。↓
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相手のゲッコウガ、ジュカインは恐らく最速かつそれまでの行動とその順番から両者共にスカーフではないと判断。
となると行動順は
の同速勝負
↓
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↓
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↓
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↓
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こうなる。
(ゲッコウガは裏から出していて畳返しが使える)
一応こちらのゲッコウガが同速勝負に勝って畳返しを成功させればガメ雪崩でジュカインを倒しフラージェスは確実にヤドランを倒してトリルを止められるという状況。
逆にもし同速勝負に負けて万が一にもゲッコウガが凍ったり怯んだり倒されてして畳返しができなかった場合、ガメは草技で倒されフラージェスはジュカインがmoveでヤドランを庇った時に2回目のトリルを阻止できないという最悪の事態となってしまう。
なので一旦ガメは守る、ゲッコウガはジュカインに悪波、フラージェスはジュカイン方向に重ねてムンフォ。
これならば仮にゲッコウガが行動できなくてもガメは倒されず、ジュカインがmoveすればヤドランを倒してトリル阻止、move しなければガメの天敵ジュカインは撃破でトリルを張られてもラプラスに交代してトリル切れまで再び粘った上でガメを再登場させられるというリスク分散になる。
結果、ゲッコウガは問題なく動いてジュカインを処理、フラージェスは自動的にメガヤドランに攻撃対象を変えて撃破しトリルを阻止と全て上手くいって戦況はかなり有利に…有利なのはいいけれど最早ガメの仕事があまり残っていない…。
一応まだ倒せる相手は残っているということで万を持して殻破…としようとするも…

ここに来てガメが凍ってしまう。
どうして肝心な時に…
(いや…まだここからすぐに溶けて活躍もあるかもしれない…)
ガメを凍らせた吹雪で共に倒されたゲッコウガに代わって繰り出したプテラのワイガで続く吹雪を凌ぎつつ溶けることを祈るもまだ溶けず。
今度こそ!と猫とフリフォで相手を止めるもまだ溶けず。

結局霰に打たれてダウンしてしまった。

特に見せ場なく散ったガメノデス君…
ラストは使い道を失ったサンでトドメを狙うも耐えられる事件等ありつつもラプラスがしっかりと処理してくれて勝ち。
(特殊ルールとはいえ大会にて初めて優勝することができて内心とても喜んでいた)
決勝戦配信はこちら↓
フリー戦 vsリッチまつりさん⭕

序盤に展開した追い風が活きてガメがクロスチョップ急所でコバルオンを吹っ飛ばし、更にラプラスもラグをワンパンしてくれた。
しかしその後は互いに中々攻撃が当たらない中、次第に残数が減っていきラスト2体ずつ。
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この対面で相手の追い風が切れゲッコウガがレントラーの上を取れる状態に。
悪波でレントラーを怯ませる
↓
氷柱を避けつつレントラーを悪波急所で倒す
↓
その隙に殻を破る
というとてつもなく運が味方した流れでマニュvsゲコガメの片方倒しても片方には攻撃されるという盤面を作ることができた。

これにて生き残ったガメがクロスチョップをブチ込んで勝ち。
オフレポ

写真右側の建物

会場入口

開催中も新規参加受付しているらしい。
ブロック分け

ブロック表(対は海ブロック)
今回は1日の内に大会が2つ行われるので予めブロックは決められていてテストを省いてその分の時間が充てられることに。
過去作ありフラット予選2戦目と3戦目の間のタイミングで昼休憩。
やきとりさん、かすてぃらさんと共にシエルさんの運転でうま屋ラーメンへ。

いやぁ美味しそうなラーメンですねェ~
なんとサラダバーも付いてて大満足。
尾張の大地オフ昼飯の部
— 元帥 (@Mr_DNP_0228) 2025年9月14日
うま屋ラーメン組 pic.twitter.com/tKglzf3edT
ラーメンおいしい!!ラーメンおいしい!! pic.twitter.com/abT5UbVLty
— かすてぃら (@kstir_z) 2025年9月14日
https://x.com/Yakitr1ple/status/1967077638960492972?t=CQ8VBNLgAeCH1eplk1dJTQ&s=19
(うま屋激混みで入れなかった。)
撤収後
二次会へ。
会場近辺にはワイワイ飲んだり食べたりできるお店があまり無いので隣の太田川駅近辺で店探しに。
(会場と同じ建物の1Fにカフェ、出て角曲がってすぐの所にオシャンティーなイタリアンがあるくらい)
シエルさん運転の車と電車の二手に別れて移動。
アインズさんが名古屋っぽいもの食べたいとのことだったけれど手羽先屋世界の山ちゃんが激混みで入れず、代わりに新時代へ入店。
(第1回尾張の大地オフ二次会でも矢場とんが激混みで諦めたからアインズさんが中々名古屋メシにありつけない…!)

乾杯🍻
ガリガリ君サワーというのを頼んだらガリガリ君がそのまま浸っていて驚いた。
(ガリガリ君味とかじゃないんだ)
因みに奥側に見えるやたら大きめのジョッキ、新時代名物の一つ「メガジョッキ」というサイズで注文できるドリンクで1Lというトンデモサイズ。
(普通サイズよりお得ということで釣られてジンジャーハイをこれで頼んだら割りとキツかった)
その後駅前で解散して数名シエルcarにて考察やら色々話しながらアトラクション感覚で金山まで送迎してもらった。
(シエルさん前回尾張の大地の後も酔っぱらい数人乗せて走らされていたな)
これにて自分のオフの日程は終了。
終わりに
ということで第四回尾張の大地オフに行って制限ルール部門で優勝してきたというお話でした。
KPフォーム上位禁止ルール、結構考察のし甲斐があって面白いので今回対戦しなかった方々もどこかの機会でやれたらなと思っています。
(一応過去作ありですが自分の構築には一切過去作要素入ってないので無しでもできます)
主催シエルさん並びに参加した皆さんお疲れ様でした~
Arrivederci!






























































































































































